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神戸いきもの会議

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冬の調査会で採集した面白い昆虫①

昨年冬の昆虫類・クモ類調査会で見つけた主だった種を紹介する。
(色々雑用などが重なり、続きの記事が随分遅くなりました)
ガ類は先に紹介したが、今日はコウチュウ類の2種。
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◆ハイイロヒラタチビタマムシ
任意採集ではコウチュウはあまり採れなかったが、
中ではハイイロヒラタチビタマムシが目ぼしいものだろ。
関東以西から台湾に分布する3㎜弱の小さなタマムシだ。
珍品ではないがありふれた種でもない。
大概は早春に見つかるから、春に羽化するのかと思っていたら、
初冬に新鮮な個体が採れたから、前年に羽化して早春に活動するということなのだろう。
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◆ハネナシナガクチキ
ベイトトラップで捕獲されたハネナシナガクチキ。
ナガクチキムシ類には珍品が多いが、これも珍品だった。
過去形なのは、冬場に照葉樹林で落ち葉の積もった所などを探せば見つかることが判ってから、
各地で採集されるようになり、かなり珍品度は落ちたようだ。
と言っても何処でも生息しているものでもないようだ。
体長は3~6㎜の微小種。和名の通りに後翅がないので飛べない筈だが、
FITで採れるらしいから不思議。
学名はNipponomarolia kobensis Miyatake, 1982で、神戸所縁の昆虫だ。
ところが、神戸市動植物データベースには載っていない。その訳を少し調べてみたい。
(記事担当:今給黎)
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by ikimonokaigi | 2013-01-28 05:06 | 昆虫